彦根暮らしBLOG

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屋根には瓦なの?

3月16日の夜に起きた宮城県・福島県で起きた震度6強の地震。
東日本大震災からやっと11年が経ち復興も順調に進んでいる中、同じ3月のこの時期に大きな地震があると、正直、当時の事がフラッシュバックで色々と思い出してしまいますよね。

このような地震がある度に、僕はとても気になっている事があります。
彦根瓦今回の報道でも瓦の落下被害が出て屋根にブルーシートを張って応急処置をしている家が沢山ニュースになっていました。

瓦被害はこれまでに阪神淡路大震災、熊本地震など、地震だけではなく、
千葉県にたくさんの被害が出た2019年の台風15号等など、地震や台風で幾度も大きな被害をもたらしています。

瓦は一枚が2・3㎏と重たく、中には一枚4㎏を越える瓦もあり、これらが落下して体に当たったとしたらどうでしょうか?

彦根でも年末の大雪で軒先が折れた被害があちらこちらで発生しているのですが、やはり瓦の落下による二次災害が危惧されました。
瓦が落ちるってことは、それはただ屋根に並べて置いているだけってことです。

また、1㎡あたり金属屋根の約10倍ほどの重さになる瓦。1981年6月以降に建てられ住まいは、
ちゃんと屋根の重さも考慮した構造になっておりますが、それでも同じ構造なら、屋根が軽い方が揺れは小さくなり、地震に対して有利になります。

家の倒壊を防ぐために、わざと瓦が落ちるように施工していたと聞いたことがありますが、それは昔のお話。
地震大国の日本で、地震が起こるたびに瓦が落ち、落ちた瓦をまた葺き直す。
これって、どうなんでしょうか⁇

彦根瓦


3月18日の新聞を見ると、
「せっかく直したのにまた…」というタイトルがありました。

記事によると
2021年2月の震度6弱の地震の際に瓦が落下して、
修理工事の順番待ちがやっとまわってきて今年の2月からようやく修理工事が始まったばかりだったのに、1ヶ月経たないうちにまた瓦が落下。

落下する瓦で怪我をした人が居なくて良かったのですが…
ただ何度も瓦を葺き直すのではなく、これを機に違う道がある事を本当に一度考えてみても良いのでは?と改めて強く感じました。

同記事の写真を引用
そんなに古くない建物なのに…
彦根瓦

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