C値＝0.00！？のミニマムな平屋in彦根市

秋晴れの風もほぼない、穏やかな日にお引き渡し。
その引き渡し当日の朝に気密測定。
プレッシャーの中、気密測定をするのですが
結果が出ず…。
気密が良すぎて機械がエラーと判断してしまい、気密が測れないレベル。
結果、C値＝0.00と診断されました。

念のためにご説明すると、「C値とは、住宅の気密性能を表す数値です。」
すごく雑ですが「すきま風が少ない基準」というとイメージがつきやすいでしょうかm(__)m

• 世界基準はコチラ -⁡
  カナダ　0.9
  スウェーデン　0.6～0.7以下

残念ながら、日本に映える基準はなく
⁡次世代省エネルギー基準でC値5.0
高性能住宅でC値1.0
有名ハウスメーカーで約C値0.5
というのが現実です。

引き渡し時にこの数値では、ちょっと心配になるのが職人。時間と共に窓周りのゴム（パッキン）の劣化等で、年々、気密は悪くなると言われております。
経年劣化は防ぎようがないです。
超高気密→高気密になるかも
高気密→中気密になるかも
中気密→低気密になるかも

だからこそ、彦根の旬スタイルでは初期の性能は大事にしたいのです。
⁡
そんなC値が0.00という結果がでました、お宅をご紹介します

今回はミニマムなお住まいですが、家事動線もぬかりなく打ち合わせしました。
✅洗濯物はもちろん室内干しで乾くように
✅掃除はルンバにお任せってことで、ルンバのお部屋設置
✅黒カビ知らずのバスルーム
些細なことでも、家事楽になることはあれやこれやとご提案させて頂きました。

高気密高断熱の家を建てるのであれば、C値を参考にするのもありです。
見えない部分まで、キッチリと仕事をしている証明の一つにもなります。
勝手な工務店サイドのプライドではありますが、お客様にとっても良いお話しではないでしょうか？