1階だけの高性能リノベーション C値0.4でも納得いかない 3つの理由②
1階だけの高性能リノベーション
C値0.4でも納得いかない
3つの理由
①C値0.36がすべての分かれ目
②空気になりきれなかった
③部分リフォームでも妥協したくない
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前回からの続きです✨
旬styleが大事な事としていつも伝えている
『防湿、気密、換気、断熱』
この4点の【気密】について
お話をしています。
ぜひ①も合わせてお読みくださーい!
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理由 その2
『空気になりきれなかった』
もう少し何か出来たのでは⁈という悔しさがあります。
今回、高性能リノベをしたのは築15年のおうち
築年数だけみると、さほど古くないですよね。
高性能リノベをする時は
まず現状把握の為に工事前に気密測定をします。
結果は測定不能💧
測定不能ということは
測定できないくらい隙間だらけということ…
これは、アルアルなので想定内です😅
次にするのは
ザックリと目で確認出来る穴の寸法取りをして
無理やり手計算で計測していきます。
そして出た数値は、C値25ほど…。
25です!(◎_◎;)
もはやC値(気密)といっていいのか⁇
というレベルなのですが
新築で建てられた当時の時代背景を考えると
建築に携わる大工さんでさえ
ほとんどの方が《気密の大事さ》は知らない時代でした。
今回はそのお住まいの一階だけを高性能にする工事。
仕方のないことですが💦
当時は高気密にすることなど考えていない
家の造りとなっておりますので
キッチンの換気扇のスイッチを入れれば
コンセントから冷気がピューピュー💦
幅木とフローリングとの隙間から冷気がピューピュー🥶
あちらこちらにある小さな隙間から感じられる冷気😓
この状態から
どおすれば気密がとれるのか
空気の流れはどうなるのか
家を全体を見て考えていきます。
これは、物件によって一軒一軒
やる事も考える事も全然違います。
正直言って、新築で高性能住宅を建てるより
リノベで施工する方が
めちゃくちゃ頭を使います。
パターンにはめるなんて全く出来ません🙅♂️
けど、これが楽しい時間でもあります😁✨
あれをこぉやって…
あれは無くして…
あれは一旦取り外して…
また取付けて…
しかも今回のおうちは施工をしていくと
雨による腐食が見つかったりと問題も沢山出てきました。
旬styleではお約束の
引渡し前日の一発勝負の気密測定なので
C値0.36を目指し
最後の最後まで油断することなく
丁寧に一つ一つをクリアにしていき
測定に臨みました❗️
悩み考え施工した気密に対する結果は
【C値0.4㎠/㎡】
『もう少しやった💦』
『確認しながら工事を進めたけどどこが足りんかったんや?』
『もう少し何か出来たんちゃうんやろか⁉️』
悔しいしリノベでの高性能化の
難しさを改めて感じました。
でも、この悔しさ反省は決して無駄ではなく
次への一歩なんですよね。
新築では味わえない面白さと大変さの混在
ここを楽しいと感じてしまう♫
携わる業者さんからは
『ほんま旬さん変態ですよね🤣』
なんて言われてます笑
ちなみに…
なぜ一階だけのリフォームにしたのかは…
それは予算に合わせたためです。
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